こんにちは、住マ居ル建装です。今回は横浜市青葉区にお住まいのS様邸にて、屋根カバー工事及び外壁塗装工事を進めております。今回の記事では、工事の最初のステップである足場架けと高圧洗浄、そして塗装前の下地チェックについてご紹介します。初めて外装リフォームを検討される方にも分かりやすいよう、なぜこの工程が必要なのかを詳しくお伝えしていきます。
記事の目次
S様邸の現場紹介
S様邸は横浜市青葉区にある戸建て住宅で、屋根はスレート屋根、外壁は窯業系サイディングです。長年の紫外線や雨風により屋根・外壁ともに汚れやコケの付着、シーリングの劣化が見られたため、今回は屋根カバー工法と外壁塗装、付帯部塗装、シーリング工事を組み合わせた総合的なリフォームをご依頼いただきました。工期は約1ヶ月を予定しており、今回はその序盤の様子をお届けします。
今回のご依頼内容
S様からは「屋根の色あせが気になってきた」「外壁のひび割れが心配」というご相談をいただき、現地調査の結果、屋根はカバー工法(既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法)、外壁は高圧洗浄・下地補修のうえで塗装、付帯部(雨樋・破風板・軒天など)も合わせて塗装することになりました。
足場架けの重要性
外装リフォームの工事は、まず足場を組み立てるところから始まります。足場と聞くと「早く塗装作業に入ればいいのに」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は足場は工事の質と安全性を左右する非常に重要な工程です。
足場がなぜ必要なのか
足場を組まずに高所作業を行うと、作業員の安全が確保できないだけでなく、屋根や外壁の隅々まで手が届かず、仕上がりにムラが出やすくなります。特に2階建て以上の住宅では、はしごだけでの作業は転落事故のリスクが高く、労働安全衛生法でも一定の高さ以上の作業には足場の設置が義務付けられています。また、足場があることで高圧洗浄や養生(塗料が飛び散らないようにビニールシートなどで保護すること)、塗装の際に職人が安定した体勢で丁寧に作業できるため、結果として仕上がりの品質にも直結します。
足場設置時の注意点
足場を組む際には、隣家との距離や庭木・エアコン室外機の位置などを確認しながら、お客様の敷地はもちろん、近隣にもご迷惑がかからないよう配慮して設置します。S様邸でも事前にお隣への挨拶を済ませたうえで、足場と飛散防止ネットを設置し、安全に作業を進められる環境を整えました。
高圧洗浄の目的と作業内容
足場が完成したら、次に行うのが高圧洗浄です。塗装前の下地処理の中でも特に重要な工程のひとつで、これを丁寧に行うかどうかで塗料の密着性、ひいては塗装の耐久年数が大きく変わってきます。
高圧洗浄は何のために行うのか
屋根や外壁の表面には、長年の間に付着したコケ・カビ・チョーキング(塗膜が粉状に劣化する現象)・排気ガスによる汚れなどが蓄積しています。これらの汚れが残ったまま塗装をしてしまうと、新しい塗料がしっかりと下地に密着せず、数年程度で塗膜が剥がれたり膨れたりする原因になってしまいます。高圧洗浄機を使って屋根・外壁・付帯部の隅々まで水圧をかけて洗浄することで、汚れやコケを根こそぎ落とし、塗料が密着しやすいクリーンな下地を作ります。
S様邸での作業の様子
下の写真は、S様邸の外壁を高圧洗浄している様子です。窓まわりや雨樋の裏側など、汚れが溜まりやすい箇所も見逃さないよう、一箇所ずつ丁寧に水を当てていきます。洗浄後は十分な乾燥時間を置いてから次の工程に進むため、天候によっては数日の余裕を見て工程を組んでいます。

塗装前の下地チェックで見つかった劣化箇所
高圧洗浄と並行して、職人は屋根・外壁の状態を目視でくまなくチェックします。これは「劣化診断」とも呼ばれる工程で、塗装だけでは直せない不具合を事前に見つけ出し、必要な補修工事を計画に組み込むための大切な作業です。
今回見つかった不具合箇所
S様邸では、付帯部の板金の継ぎ目付近に施工前からの劣化箇所が確認されました。写真のように、経年劣化によって表面の防水性が落ち、細かなひび割れやコーキングの隙間が生じている状態です。こうした箇所をそのまま塗装してしまうと、雨水が内部に侵入し、下地の木材が腐食するなど、より深刻な被害につながる恐れがあります。

今後の補修方針
今回発見した劣化箇所については、下地補修としてケレン(劣化した塗膜やサビを削り落とす作業)やシーリングの打ち替えを行った上で、しっかりと防水性を回復させてから上塗りに進みます。目に見える部分だけでなく、こうした細部までチェックし対応することが、リフォーム後の長持ちにつながります。
塗装前チェックが仕上がりを左右する理由
外装リフォームというと「塗る作業」に注目が集まりがちですが、実際にはその前段階である洗浄・乾燥・劣化診断・下地補修にどれだけ手間をかけられるかが、完成後の美観と耐久性の両方を大きく左右します。住マ居ル建装では、足場設置から高圧洗浄、下地チェックまでの一連の工程を一人の担当者が現場で確認しながら進め、気になる箇所があればお客様にも写真付きでご報告するようにしています。
乾燥時間の確保も品質のうち
高圧洗浄で洗い流した水分がしっかり乾く前に塗装を始めてしまうと、塗膜の中に水分が閉じ込められ、膨れや剥がれの原因になります。そのため洗浄後は最低でも半日から1日、天候によっては数日の乾燥期間を設けてから次の工程に進みます。S様邸でも梅雨時期の湿度を考慮しながら、無理のない工程を組んで作業を行いました。
お客様への報告体制
足場架けから高圧洗浄、下地チェックまでの様子は、その都度写真にまとめてお客様にご報告しています。特に今回のように施工前の不具合箇所が見つかった場合は、現地調査の段階だけでは分からなかった劣化状況も含めて丁寧にご説明し、追加の補修が必要かどうかをご相談したうえで工事を進めるようにしています。
よくあるご質問
Q. 足場を組んでいる間、生活に支障はありますか?
A. 足場の設置・解体時には多少の音や振動が発生しますが、それぞれ半日程度で完了することがほとんどです。工事期間中は窓の開閉がしにくくなる場合がありますが、事前にスケジュールをご案内しますのでご安心ください。
Q. 高圧洗浄で家の中に水が入ることはありませんか?
A. 窓やサッシの隙間には事前に養生を行い、水が室内に入らないよう対策をしたうえで作業を行っています。換気扇や給気口なども必要に応じて養生します。
点検・お見積りは無料で承っております。屋根や外壁の劣化が気になる方は、お気軽に住マ居ル建装までご相談ください。
住マ居ル建装株式会社 TEL:045-755-5650
