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横浜市泉区T様邸 屋根・外壁塗装工事(雨樋・付帯部・完了)

屋根工事 2026.08.04

横浜市泉区で進めてきた屋根・外壁塗装工事も、いよいよ最終盤です。今回は雨樋のケレン処理(目荒らし)と、屋根の完了時の様子をご紹介します。高圧洗浄から始まり下地補修、下塗り・中塗り・上塗りと重ねてきた工程が、いよいよすべて完了を迎えます。

雨樋の目荒らし(ケレン)とは

塩化ビニール・金属製の雨樋が抱える課題

雨樋は塩化ビニールや金属製で、表面がツルツルしているため、そのまま塗料を塗っても密着せずすぐに剥がれてしまいます。外壁や屋根に使われる塗料は下地との密着を前提に作られているものが多く、雨樋のようにつるつるとした素材にはそのままでは十分に食いつきません。そこで塗装前にサンドペーパーで表面を意図的に傷つけ、目に見えないレベルで凹凸をつくることで塗料の食いつきを良くします。この工程を「目荒らし」または「ケレン」と呼びます。

ケレンを省略できない理由

写真は雨樋の表面を手作業でサンドペーパーがけしているところです。地味な作業に見えますが、この一手間を省くと数年で塗膜が浮いてしまうため、仕上がりの耐久性を左右する重要な下地処理です。雨樋は雨水を建物の外に排水する大切な役割を担っており、塗膜が剥がれて劣化が進むと、そこから腐食が進行し、樋自体の交換が必要になってしまうこともあります。手間のかかる工程ですが、建物全体の寿命を延ばすためには欠かせない作業のひとつです。特に雨樋は雨天時に常に水が流れる部材のため、塗膜が劣化すると水の流れに乗って剥がれが広がりやすく、他の部位以上に下地処理が仕上がりを左右します。

雨樋 目荒らし(ケレン)
雨樋 目荒らし(ケレン)

屋根塗装、完了

下塗り・中塗り・上塗りを経た仕上がり

高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗りを経て、屋根塗装が完了しました。塗り替え前は色あせと表面のざらつきが目立っていましたが、塗装後は艶のある均一な仕上がりになっています。塗膜の艶は美観だけでなく、表面に汚れが付着しにくくなる効果もあり、雨が降るたびに汚れを洗い流してくれる性能を持つ塗料もあります。屋根は日射や雨風の影響を外壁以上に強く受ける部位のため、塗料の防水性・耐候性がそのまま建物の寿命に直結します。今回のように下塗りから上塗りまで一つひとつの工程を省略せずに積み重ねることが、結果的に長持ちする屋根につながります。

板金部分・雨仕舞いへの配慮

足場の上から見る景色も、これで最後になります。棟板金の板金部分もしっかりと塗料が回っており、雨仕舞い(雨水の侵入を防ぐ納まり)にも配慮した仕上がりです。棟板金は屋根の頂点部分を覆う金属部材で、ここからの雨水侵入は雨漏りの大きな原因のひとつになるため、塗装の際にも板金の際や継ぎ目まで塗料が行き渡っているかを丁寧に確認しながら仕上げています。板金部分は金属特有のサビの発生にも注意が必要で、専用の塗料を使用することで屋根材だけでなく板金部分の耐久性もあわせて底上げしています。

屋根塗装 完了
屋根塗装 完了

周辺環境との調和も意識して

近隣の景観に配慮した色選び

屋根の上からは、太陽光パネルを設置した隣家の屋根も見えました。同じ地域でも屋根材や設備は住宅ごとに様々です。周辺の景観となじむ色選びも、事前の打ち合わせで大切にしているポイントの一つです。色の見え方は光の当たり方や周囲の建物との対比によっても変わるため、サンプルだけでなく実際の周辺環境を踏まえてご提案するようにしています。特に屋根は空を背景に遠くからも目に入りやすい部位のため、街並み全体との調和も意識しながらお客様のご希望とすり合わせています。

足場解体と最終確認

完了後は足場を解体し、最終的な清掃・チェックを行って工事完了となります。今回の泉区の現場も、無事にすべての工程を終えることができました。足場解体の前には、塗り残しや養生の外し忘れがないかを職人が最終チェックし、お客様に安心してお引き渡しできる状態に整えています。

屋根塗装 完了(隣接住宅の眺め)
屋根塗装 完了(隣接住宅の眺め)

付帯部塗装で建物全体の統一感を出す

雨樋や破風板、軒天といった「付帯部」は面積こそ小さいものの、外壁・屋根とセットで塗装することで建物全体に統一感が生まれます。付帯部は劣化していても気づきにくい反面、劣化を放置すると雨水の排水がうまくいかなくなり、外壁の汚れや劣化を早めてしまうこともあるため、屋根・外壁塗装のタイミングであわせて点検・処置しておくことをおすすめしています。

今回の工事を振り返って

丁寧な工程の積み重ねが耐久性につながる

今回の現場は、経年劣化による色あせと表面のざらつきが目立つ屋根・外壁でしたが、高圧洗浄から下塗り・中塗り・上塗りまで一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることで、見た目の美しさだけでなく、雨風から住まいを守る機能もしっかり回復させることができました。雨樋のケレンのように目立たない工程まで手を抜かずに行うことが、結果として塗装全体の耐久性につながります。泉区の現場でも、洗浄・下地補修・下塗り・中塗り・上塗り・付帯部塗装というひとつながりの工程を、天候を見ながら計画的に進めることができました。

よくある質問

Q. 雨樋も塗装した方がいいのですか。
A. 雨樋は必須ではありませんが、外壁や屋根と同時に塗装することで建物全体の色の統一感が出るほか、樋自体の劣化・サビの予防にもなるため、外壁・屋根塗装と合わせて行うことをおすすめしています。

Q. 塗装工事全体はどのくらいの期間がかかりますか。
A. 建物の規模や天候にもよりますが、高圧洗浄から下塗り・中塗り・上塗り、付帯部の塗装、足場解体まで含めて、一般的な戸建て住宅で1〜2週間程度が目安です。天候によって前後することもあります。

Q. 塗装後、すぐに雨が降っても大丈夫ですか。
A. 各工程には塗料ごとに定められた乾燥時間があり、その時間を確保してから次の作業や足場解体を行っています。工程中の天候は常に確認しながら、乾燥が不十分な状態で雨に当たらないようスケジュールを調整しています。

住マ居ル建装株式会社では、屋根・外壁の無料点検を随時受け付けております。「そろそろ塗り替え時期かも」と感じたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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