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【町田市】外壁塗装工事(高圧洗浄・鉄部下地処理)

施工ブログ 2026.07.30

こんにちは。住マ居ル建装です。先日、町田市にお住まいのY様邸にて外壁塗装工事を実施しました。今回は工事の最初の工程である「高圧洗浄」と「鉄部の下地処理(錆止め)」についてご紹介します。

塗装工事というと「色を塗る」作業をイメージされる方が多いのですが、実は仕上がりの美しさと耐久性を左右するのは、塗る前の下準備です。今回のY様邸でも、この下準備の工程にしっかり時間をかけて取り組みました。

高圧洗浄はなぜ必要なのか

汚れやチョーキング現象のメカニズム

外壁は日々、雨風や紫外線にさらされています。表面には目に見えないコケやカビ、排気ガスによる汚れ、そして経年劣化で粉状になった古い塗膜(チョーキング現象と呼ばれます)が付着しています。これらを残したまま新しい塗料を塗ってしまうと、塗料が外壁にしっかり密着せず、数年のうちに剥がれや膨れの原因になってしまいます。チョーキングは指で外壁を触ると白い粉が付く現象で、塗膜そのものが劣化して壊れ始めているサインでもあります。

高圧洗浄の一般的な流れ

高圧洗浄は、専用の機械で高い水圧の水を吹き付け、こうした汚れや古い塗膜を根こそぎ洗い流す工程です。人の手でブラシを使って洗うだけでは落としきれない汚れも、高圧の水流であれば効率よく除去できます。いわば「家の肌をきれいに洗顔する」ようなイメージで、この後に続くすべての工程の土台になる、非常に重要な作業です。一般的には外壁全体だけでなく、屋根や付帯部まで含めて上から下へ順番に洗い流していきます。

Y様邸での高圧洗浄の様子

サイディング外壁の洗浄のポイント

Y様邸では、外壁の目地や窓まわりの細かい部分まで、洗浄機のノズルの角度を変えながら丁寧に洗浄を行いました。特にサイディング外壁は表面に凹凸があるため、汚れが溝の部分に溜まりやすい特徴があります。溝の奥まで水流を届かせることを意識しながら、一面ずつ洗い残しがないよう確認して進めました。

乾燥時間とスケジュール調整

洗浄後は乾燥の時間をしっかり確保し、外壁が完全に乾いてから次の工程に進みました。雨の日や湿度の高い日を避けてスケジュールを組むのも、職人の重要な判断のひとつです。乾燥が不十分なまま次の工程に進んでしまうと、下地に水分が残り、後の塗膜の密着不良につながる恐れがあるため、天候を見ながら慎重に工程を管理しています。

町田市Y様邸 外壁高圧洗浄の様子
施工中:外壁の高圧洗浄

鉄部の錆止め処理の重要性

鉄部が錆びやすい理由

外壁だけでなく、雨樋の金具やベランダの手すりなど、住宅には鉄でできたパーツが数多くあります。これらの鉄部は、表面の塗膜が劣化すると水分や酸素に触れて錆が発生しやすくなります。錆をそのままにしておくと、鉄そのものが腐食して強度が落ちてしまい、最悪の場合は部材の交換が必要になることもあります。

錆止め塗料(サビ止めプライマー)の役割

そこで塗装前には「錆止め塗料(サビ止めプライマー)」を使って下地処理を行います。錆止め塗料には、金属の表面を保護し、これ以上の錆の進行を防ぐ役割があります。既に発生している錆については、ケレン作業(サンドペーパーやワイヤーブラシで削り落とす作業)で可能な限り除去してから錆止めを塗布するのが基本の手順です。ケレンを丁寧に行うことで、錆止め塗料の密着性も高まり、より長持ちする仕上がりになります。

作業内容と使用した道具

Y様邸での錆止め塗布作業

Y様邸では、雨樋の金具部分に錆止め塗料を丁寧に塗布しました。ローラーが入りにくい細かい部分は刷毛を併用し、塗り残しがないよう一箇所ずつ確認しながら進めています。錆止め塗料は下塗り材としての役割を持つため、この上にさらに中塗り・上塗りを重ねることで、耐久性の高い仕上がりになります。

道具の使い分け

使用する道具ひとつをとっても、部位の形状に合わせてローラーの毛の長さや刷毛のサイズを使い分けており、細部への配慮が仕上がりの差につながります。狭い金具の隙間や複雑な形状の部分は特に刷毛での手作業が中心となり、時間をかけて確実に塗料を届けています。また、錆止め塗料は色が塗り重ねた部分とそうでない部分で見分けやすいものを選ぶことが多く、塗り忘れがないかをその場で確認しながら作業を進められるという利点もあります。金具の裏側やボルトの周りなど、見落としやすい箇所こそ入念にチェックしています。

町田市Y様邸 鉄部錆止め塗装の様子
施工中:鉄部の錆止め塗装

下地処理を丁寧に行う理由

見えなくなる部分こそ丁寧に

高圧洗浄も錆止め処理も、完成した状態では目に見えなくなってしまう工程です。しかし、この土台部分の仕上げが甘いと、どれだけ良い塗料を使っても数年で劣化が始まってしまいます。住マ居ル建装では「見えなくなる部分こそ丁寧に」という考えのもと、洗浄・下地処理には十分な時間をかけて施工しています。これから中塗り・上塗りへと工程は進んでいきますが、その土台となる工程を今回はご紹介しました。工事の完了後にお引き渡しする報告書には、こうした見えなくなる工程の写真も含めてお渡ししており、どのような手順で仕上げているかをお客様にもご確認いただけるようにしています。

よくある質問

Q. 高圧洗浄は自分でやってもいいですか?
A. 家庭用の高圧洗浄機でも簡易的な洗浄は可能ですが、業務用の機材と比べて水圧が弱く、古い塗膜やチョーキングの粉までは落としきれないことが多いです。下地処理としての洗浄はプロの機材と経験による見極めが仕上がりを大きく左右します。

Q. 錆止め塗料を塗ればもう錆びませんか?
A. 錆止め塗料は錆の進行を抑える効果がありますが、永久に錆びないわけではありません。上から中塗り・上塗りで塗膜をしっかり作ることで、長期的な防錆効果が期待できます。

外壁の汚れやコケ、鉄部の錆が気になる方は、まずは症状を確認するところから始めてみませんか。住マ居ル建装では点検・お見積りを無料で承っております。「うちの外壁は大丈夫かな」と少しでも気になった際は、お気軽にご相談ください。

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