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【横浜市青葉区】塗装前のケレン作業で下地を整えます(S様邸)

施工ブログ 2026.07.21

こんにちは、住マ居ル建装です。

横浜市青葉区S様邸の塗装工事から、ケレン作業(下地処理)の様子をご紹介します。塗る前の地味な工程ですが、仕上がりの持ちを左右する大切な作業です。

ケレン(下地処理)とは

ケレンの目的

ケレンとは、塗装の前に古い塗膜の浮きやサビをヘラやサンドペーパーで削り落とす下地処理のことです。表面を整えることで塗料の密着が良くなり、塗装の持ちが大きく変わります。塗ってしまえば見えなくなる工程ですが、仕上がりの寿命を左右する大切な作業です。特に鉄部は、サビをそのままにして上から塗ってしまうと、塗膜の下でサビの進行が続いてしまい、数年後には塗膜が浮き上がって再び塗り直しが必要になることがあります。

ケレンを行わないとどうなるか

ケレンを省略、あるいは不十分なまま塗装してしまうと、旧塗膜やサビの上に新しい塗料を重ねることになり、下地との密着が得られません。表面上はきれいに仕上がって見えても、数年のうちに塗膜の浮きや剥がれとして問題が表面化してきます。ケレンは地味で目立たない作業ですが、その後の塗装工事全体の耐久性を決める土台づくりといえる工程です。

ケレンの種類と役割

作業方法の種類

ケレンには、サビをすべて除去して金属の地肌を出す方法から、劣化した塗膜だけを軽く落とす方法まで、部位の状態に応じていくつかのやり方があります。サビの進行度合いや旧塗膜の密着状態を見極めながら、必要な範囲を必要なだけ処理することが、下地を傷めすぎずに仕上がりの耐久性を確保するポイントです。ケレンのあとはサビ止め効果のある下塗り材を使うことで、再びサビが発生しにくい状態を作ります。

部位ごとに異なる処理の考え方

外壁のケレンと鉄部のケレンでは、削り方や道具の使い方も異なります。外壁は下地を傷めないよう表面のチョーキングや脆弱層を軽く除去するのに対し、鉄部はサビの進行を止めることが最優先になるため、サビが見つかった箇所は地肌が出るまでしっかりと削り落とします。同じ「ケレン」という言葉でも、部位によって目的と処理の強さが変わってくるのです。

軒天のケレン

軒天が劣化しやすい理由

軒天(のきてん=屋根の軒裏の天井部分)は、旧塗膜が浮いていた箇所を丁寧に削り落としました。軒天は雨や湿気の影響を受けやすく、塗膜が劣化しやすい部位です。風通しが悪く湿気がこもりやすいことに加え、雨だれの跡がつきやすいことも劣化を早める要因になります。

浮いた塗膜の除去作業

浮いた塗膜を残したまま上から塗ってしまうと、そこから剥がれが広がってしまうため、一箇所ずつ丁寧に処理していきます。ヘラやサンドペーパーを使い分けながら、浮いている部分の境目まできちんと処理することで、新しい塗膜がしっかりと密着する下地を作ります。

軒天のケレン作業
施工中(軒天のケレン)

霧除けのケレン

鉄部のサビ対応

窓上の霧除け(きりよけ=雨をよける小さな庇)は、鉄部のサビと剥がれかけた塗膜をしっかり除去してから次の工程に進みます。鉄部はサビが進行すると塗料が密着しにくくなるため、サビ止めを効かせる意味でもケレンは欠かせない作業です。霧除けのような小さな鉄部は見落とされがちですが、サビが進行すると穴が開いたり強度が落ちたりすることもあるため、外壁や屋根とあわせて丁寧に処理しています。

細部まで手を抜かない理由

霧除けや水切りといった小さな部材は、面積が小さいためつい後回しにされがちですが、雨水が集中しやすく劣化が進みやすい部位でもあります。細部までしっかりケレンを行うことで、外壁全体の塗装が長持ちする仕上がりにつながります。

霧除けのサビ・旧塗膜のケレン
施工中(霧除けのケレン)

使用する道具

ケレン作業では、ヘラ・スクレーパー・サンドペーパー・ワイヤーブラシ・電動工具など、劣化の程度や部位に応じて複数の道具を使い分けます。広い範囲の脆弱な塗膜は電動工具で効率よく処理し、細かい部分や繊細な仕上がりが求められる箇所は手作業で丁寧に処理するなど、状況に応じた道具選びも重要です。

粉じん・近隣への配慮

ケレン作業では、削った塗膜やサビの粉じんが発生します。旧塗膜に有害物質が含まれているケースもあるため、養生シートで周囲を保護し、粉じんが飛散しないよう配慮しながら作業を進めます。近隣のお宅や駐車中の車への配慮も、現場で欠かせない気配りのひとつです。

劣化のサインとよくある質問

劣化のサインについて

外壁や鉄部の塗膜の剥がれ・サビは、メンテナンスのサインかもしれません。ケレンのような下地処理は地味で目立たない工程ですが、ここを丁寧に行うかどうかで、その後の塗装が何年もつかが大きく変わってきます。ご自宅の外壁や軒天、鉄部の状態が気になった方は、お気軽にご相談ください。点検・お見積りは無料です。

よくある質問

Q. ケレンをすると工事期間はどれくらい延びますか。
A. 建物の規模や劣化状況によって異なりますが、サビや旧塗膜の程度に応じて半日から数日ほど確保することが多いです。しっかり処理するほど仕上がりの耐久性が高まるため、必要な工程として工期に組み込んでいます。

下地処理を丁寧に行う意味

ケレンは完成後は目に見えなくなる工程ですが、ここでどれだけ丁寧に旧塗膜やサビを除去できるかで、新しい塗膜がしっかり密着するかどうかが決まります。見えないところにこそ手間をかけることが、長持ちする塗装につながると考えています。下地処理を省略して塗装だけを急いでしまうと、一見きれいに仕上がったように見えても、数年のうちに浮きや剥がれとなって表れてしまうことが少なくありません。ケレンの丁寧さは施工後の写真だけではなかなか判断がつきにくいため、私たちは作業前・作業中・作業後の状態を写真で記録し、お客様にご確認いただけるようにしています。

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